便秘は美しい姿勢を保つだけで改善することが多い

便秘は老若男女共通しての悩みだと思います。

便秘になるとウエスト部分が苦しく、食欲や活動の意欲も低下してしまいます。

『私は便秘解消のために食べ物だって気をつけているのにどうして!?』と思っている方もおられると思います。実は、便秘は美しい姿勢を保つだけで改善することが多いのです。今回はその理由をここに記載していきたいと思います。

姿勢が悪くなると便秘になる理由

まず、どうして姿勢が悪くなると便秘になるのでしょうか。
胃や肝臓、膵臓、小腸、大腸等の消化器は肋骨から下にあり、簡単に言えば血管や肉、膜や筋に支えられながら骨盤の上に乗っています。骨盤は背骨とつながっています。そして大腸は胃や肝臓などの下にあり、長いホース状の器官です。
長時間前屈姿勢や猫背の状態が続くと、体はその悪い姿勢を覚えてしまいます。悪い姿勢は背筋を前に傾かせ、骨盤を後ろの方に傾けることになってしまいます。結果、ウエスト回りが前方に傾いて折れているような形になってしまい。内臓を圧迫します。圧迫された内臓は下の方に逃げます。つまり内臓が下がって内臓下垂となってしまうのです。さらに大腸は胃や肝臓の重みがかかっているため、四方八方から圧迫されることになってしまいます。ホースを圧迫すれば、中の流れは悪くなります。つまり、大腸の中の排便の流れが悪くなり、結果便秘になってしまうのです。
また、悪い姿勢はリンパや血液の流れを滞らせ、体液循環を悪くし、体に負担をかけます。体液循環が悪くなると、疲労しやすくなり、むくみや冷え症などを引き起こしてしまい、ストレスの増大につながります。ストレスは便秘の大敵である上、大腸にも血液は通っていますので大腸の働きも鈍くなってしまいます。
さらに悪い姿勢は、筋力の低下をもたらします。排便をする際、踏ん張ることに重要な腹筋の低下が考えられます。腹筋が低下すると、排便をもししたくなっても踏ん張る力が足りずに出てこなかったり、出たとしてもすべて出しきれずに大腸の中に排便が残ってしまったりすることにつながります。
これらのことから、美しい姿勢を保つこと、特に背筋を伸ばして日常生活を送るということは便秘の改善につながるといえます。

おわりに
便秘薬を飲む前に、ヨーグルトや食物繊維を摂取する前に自分の姿勢について見直してください。
そして、仕事場でトイレに行った時に鏡をみること、街中でもショーウインドウにうつる自分の歩く姿をみること、他人の姿勢と自分の姿勢を比べること、これらを意識して日常生活上で背筋を伸ばすことに気をつけてください。美しい姿勢をいつもとることができるようにしてください。
きっと以前より排便状況は好転するはずです。