きのこの魅力は食物繊維が多いだけではない

5大栄養素といえば、炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルですが、最近では6番目の栄養素として考えられている栄養素があります。

それが食物繊維です。かつて食物繊維は栄養とは捉えられておらず、積極的に摂る風潮でもありませんでしたが、最近は便秘解消やデトックス効果のように食物繊維のもつ効果への注目が高まっています。

食物繊維といえばゴボウや繊維質の多い野菜がまず思い浮かぶと思いますが、もっと手軽に摂れる食材があります。それはきのこです。

きのこはハウス栽培の食物なので、年中比較的安価な値段で手に入れることができます。また味に癖もないことからどんな料理にも合わせやすいのが特徴です。味噌汁に入れたり、オイル炒めにしてパスタと和えたり、あんかけに入れたりと和洋中問わずに活躍してくれる食材でもあります。

また、食物繊維だけではなくその他の栄養素が多いのもきのこの魅力です。

例えばしめじにはビタミンDが多く含まれ、カルシウムの吸収率を高める働きをします。クリームシチューに入れたりクリーム系のスープに少ししめじをプラスするだけで骨や歯の形成に欠かせないカルシウムをしっかりと摂取することができるのです。また、アンチエイジングに欠かせない活性酸素の除去、動脈硬化予防、口内炎や目の疲れを予防する効果のあるビタミンB群も多く含んでいます。低カロリーなので大量に摂取できるのも嬉しいポイントです。

以上のように安価で低カロリー、かつ数々の栄養素を備えた万能選手のきのこですが、保存方法によってその効果をさらに高めることができることも確認されています。

それは冷凍保存することです。

しめじやえのきなどがまとめ売りしていることがよくあるかと思いますが、きのこは冷凍保存がきくので、まとめて買ってきたものを石づきだけ取ってバラバラにほぐした状態で袋タイプのジップロックなどに入れて冷凍保存しておくだけで栄養価がUPするのです。

そのメカニズムは冷凍することできのこ細胞が破壊されて、うまみ成分が凝縮するのです。冷凍きのこを再度加熱しても一度壊れた細胞は戻らないので効果は持続します。

冷凍きのこをストックしておくだけで何か一品作る時にも重宝するのでぜひ試してみてください。